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第410話バズインを学んだ

フランシスは眉をひそめた。「それで？」

ウィラードは黙ったままだった。

フランシスは彼を急かさず、静かにタバコを吸い続けた。

やがて、ウィラードは我慢できなくなった。「聞かないのか？」

「言いたければ言えばいい」

ウィラードは拳を握りしめ、深呼吸を数回して、口をついて出そうになった罵り言葉を抑えた。

もし恩義や親密な関係、絡み合った利害関係がなければ、彼と関わるのも面倒だったろう。

ウィラードはため息をついた。「最近考えていたんだが、なぜ俺たちは友達になったんだろうな」

フランシスは淡々と言った。「俺もそう思ったことがある」

そのとき、ジェリーが近づいてきて、ウィラードに飲み...