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第177話

ケイト

ネイサンは到着してから過去48時間、ホテルの部屋、特にベッドの中に私を閉じ込めていた。結婚式の前の一週間、彼とのセックスを控えるというのは、私が思いついた中で最良のアイデアではなかったことは確かだ。

午後の早い時間に目が覚めると、彼は私たちのスイートにはいなかった。だから少し探索する機会を捉えることにした。結局のところ、私はパリにいるのだから、ハネムーンを楽しみ始める時間だ。ベッドだけじゃなく。

シャワーを浴びた後、エレベーターに乗って下階に行き、ホテルをもっとよく知ろうとした。

エレベーターのドアが1階で開くと、ネイサンがエレベーターを待っていた。彼は微笑み、ハンサムでセクシ...