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第83話

人生で初めて、私には新たな執着心ができた。最初にトランプを知った時も同じような感覚を覚えた。すべてを学びたいと思い、毎日毎瞬間それしか考えられなかった。だがそれはこれと比べれば何でもない。シドニーに対する私の感情は、あの執着を一時的な趣味のように感じさせる。

私は手を伸ばして彼女を抱き上げ、膝の上に引き寄せる。彼女の顔を包み込み、親指でキスで腫れた唇をなぞる。

「君のすべてが欲しい」私は彼女に告げる。彼女が何に巻き込まれるのか知る必要があるから。

彼女は私に腕を回し、微笑みながら小さな秘所を私のものの上に乗せる。濡れたレースが私のものに押し当てられるのを感じた瞬間に、再び完全に硬くなる。...