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第53話

罪人

リア

私がしていることは間違っていて、おそらく地獄行きの特急券を手に入れることになるだろうと自分に言い聞かせるけど、罪悪感の叫びがどれほど大きくても、脚を上げることを止められない。目の前の机の角に足をかけ、今や恥知らずな女のように乾いた腰振りをしている痛みを感じる秘所を押し付ける。

サタンは今回も勝った。

また。

最近、彼はよく勝っている気がする。その考えを脇に押しやり、もっと強く木の角に自分を擦りつける。すぐにイかないと爆発しそうな気分だ。私が教えている日曜学校の教室のブラインド越しに、バンクロフト先生がセクシーな黒いジープに向かって歩いているのを見る。彼がすぐに見えなくなる...