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第20話

サディ

うわっ、マジかよ!

ミゲルのベッドに横たわったまま、疲れ果てて動くこともできない。彼が何回私をイカせたか数えるのをやめた。目が閉じかけ、開けておくには重すぎる。彼の強い手が私を引き寄せ、体を包み込むように感じる。ため息をつきながら、彼の中でリラックスし、小さく守られているように感じさせてくれる感覚が大好きだ。

「眠りなさい、僕の可愛い子。そして僕の夢を見て」

彼が私の首筋にキスをすると、もう半分眠りかけているのに思わず喘ぎ声を上げ、お尻を彼に押し付けてしまう。彼の低い笑い声が快感の震えとなって背骨を駆け上がる。

「明日はもっとあなたを疲れさせるのが楽しみだよ、サディ」

私に...