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第19話

彼女は愛らしく、恥ずかしそうな笑顔を見せる。「ううん。今夜まで、キスさえしたことなかったの。全部あなたのために取っておいたの」

ため息をつきながら、私は彼女の秘所の香りをもう一度深く吸い込み、自分の幸運をほとんど信じられない。彼女が自分を私のために守ってきたこと、私だけが彼女を感じ、味わうことができる唯一の男であり、そして私だけが彼女を抱くことになるという事実が信じられない。

「本当なの、セイディ?僕のために自分を守ってきたの?どうして?」私は信じられないという様子で頭を振りながら、彼女の言葉を理解しきれずにいる。

「愛してるわ、ミゲル。あなたが私の唯一欲しい人。他の誰かに触れられるなん...