パパの友達に夢中(R18)

第172話

タシャは緊張していた。彼女は四インチのヒールで浴室の床タイルの上を行ったり来たりし、その小さな空間に足音が響き渡っていたが、鏡の前で髪やメイクをチェックするために立ち止まることもしなかった。あのドアの向こう側には、彼らの新しいビジネスベンチャーを成功させるか失敗させるかの状況が待っており、彼女はその任務を果たせるか自信がなかった。

「誰かいるわよ！」彼女はドアに向かって鋭く言い、ノックした人は引き下がった。

「できる」彼女はドアに額を押し付け、手のひらを平らにして冷やしながら囁いた。「できる、絶対できる」

これまでは、タシャと友人、あるいは友人の友人だけが、改装された地下の「シビアンルー...