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第78話

ケリー・アンの視点:

ジャスパーは私を腕に抱え、あの自然発生的な行為を終えた後、バスルームへと向かっていた。彼は明日やることがないのだろうか、それとも一晩中起きていても気にならないのだろうか?このままでは、彼は眠りたくないのではないかと思ってしまう。何を言えばいいのかわからなかった。というか、今は何かを言う体力すらなかったけれど。

バスルームの明かりはまだついたままで、彼はそのまま中へ入っていった。ベンチで立ち止まることもなく、そのままシャワーへと真っ直ぐ向かい、開いたガラスドアを通り抜けた。水の温度を調整するために一旦止まるのかと思ったけど、そうではなかった。シャワーの中に入り、中...