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第77話

ケリー・アンの視点:

私はこの時点でどれくらいの時間が経ったのかわからない。ジャスパーがまだ私をイかせてくれないことで、私の中の時間はとてもゆっくりと流れているように感じた。クライマックスの丘を越えるという期待に、私は頭を前後に揺らしていたが、それはまだ訪れていなかった。

「お願い」私はほとんど息も絶え絶えに囁いた。「ジャスパー、お願い、イかせて。もう耐えられないわ。イきたいの、お願い!」

私は彼に自分のしたいことをさせてくれるよう、もう少しで懇願するところだった。いや!この時点ではもう必死な欲求だった。私はイく必要があったし、ジャスパーは私に対してとても繊細に接していて、それは彼...