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第77話

マディ

私はジョーイの横に寄り添いながら、レストランに入って行くとくすくす笑った。ホテルまでのドライブは笑いと冗談でいっぱいだった。ホテルに到着する頃には、ジョンもジョーイも私とマーランドのふざけた行動にうんざりしているのが見て取れた。でも私たちは自分たちを抑えられなかった。母から離れてリラックスできることがとても心地よくて、これ以上の仲間は望めなかった。左側には人生の愛があり、後ろには親友がいる。これ以上何を望めるだろう?何もない。これが私の純粋な幸せの形だった。

「ジョーイ、すごい!見て!あの魚たちすごく綺麗!」私は甲高い声を上げた。

彼の目が動いて、問題の魚をちらりと見た。「ああ、...