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第22話

私はシャワーを浴びた後、ベッドに座って体を乾かしながら、ジョーイがシャワーを終えるのを待っていた。彼は一緒に入らないかと誘ってくれたけれど、少し緊張していた。シャワーはお風呂とは違う。お風呂はゆっくり時間をかけて楽しむものだけど、シャワーは素早く体を洗うためのもの。でもジョーイと一緒にいると何も素早くはいかない。なぜ緊張していたのかはよくわからないけれど、とにかく緊張していた。この一日、彼のことばかり考えていて、自分がこんなにベタベタしていることが心配だった。もし彼がイライラし始めたらどうしよう?そんな不安な考えに浸っていると、電話が鳴って我に返った。テーブルから電話を取り、誰からかも確認せず...