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第61話

第61章:彼女を指で

ロドリゴ

グリフィンが僕を貫いてくる時、僕は声を抑えることができなかった。深い突きが痛みと快感を同時にもたらし、それが最高だった。

「もっと激しく突いて、お願い」僕は懇願した。

彼は身を乗り出し、代わりにペースを落とした。顔を僕に近づけてきて、僕はキスをしようと身を寄せたが、彼は頭を引き、唇が僕の手の届かない位置に留めた。僕はフラストレーションで頭を後ろに倒した。

「お願いって何?」彼の声は今まで聞いたことがないほど低く、バターのように滑らかだった。

彼は僕に「ダディ」と呼んでほしくてたまらないようだったが、僕にはできなかった。腕を上げて顔を覆った。

「ロー...