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第109話

第109章:君が絶頂する姿を見るのが好き

ジャスティン

目が覚めると、何年ぶりかの心地よい目覚めだった。一晩中ぐっすり眠り、体は驚くほど軽かった。私を包む温かい腕が、昨夜の出来事を鮮明に思い出させた。彼のキスと、私の頬を熱くさせるその他のことが。性的な関係を持つのは何年ぶりだろう。三十歳の時の失敗した最後の恋愛以来、誰かにこれほど強い感情を抱いたことはなかった。時には自分のものが壊れてしまったんじゃないかと思うほど、勃起すらしなくなっていた。

でも昨夜、ああ昨夜、ドナルドは私が大丈夫だということを教えてくれた。彼が私をどれだけ興奮させたかを伝えられるか不安だったけど、なんてことだ、彼は私...