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第39話

翌朝目を覚ますと、体が熱かった。横向きに寝ていて、何か重いものが腰にかかっていた。シーツをめくると、腕が私の上に乗っていることに気づいた!振り向くとワイアットが隣で眠っており、一気に昨夜の記憶が蘇ってきた。パーティー、ワイアットを見つけたこと、そしてセックス。なんてこと!あのセックス!今まで私が逃してきたものはこれだったの?足を伸ばそうと動かすと、両脚の間の痛みを感じた。

私はくるりと向きを変え、ワイアットと向かい合った。彼は私が今まで見た中で最もハンサムな男性だった。私は彼の目を優しくなぞり、頬から顎の線へと指を滑らせた。首筋へと降りていき、最後に私のマークをなぞった。指の後には鳥肌が立っ...