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第60話

エイヴァはゼインの唇が彼女の喉へと降りていき、手が彼女の足を撫で、ドレスのスリットを見つけてその足を露わにしながら彼の周りに巻きつけたとき、息を呑んだ。

「ゼイン」彼女は気乗りしないふりをして異議を唱えた。彼女の体はいつものように彼の触れ方に反応していたが、頭の中では数フィート先で行われているパーティーを意識していた。

「階段を降りてきた時からずっとお前を抱きたくてたまらなかったんだ、エンジェル。このドレスは俺を狂わせている。あの馬鹿野郎のせいで、お前が俺のものだと主張したくてたまらなくなってる」ゼインは彼女の耳元で唸り、彼女を震えさせた。エイヴァは自分の中の欲望がゼインの手が露出した足を...