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36|そして彼が現れる

裸のウエイターは、きらめくTバック一丁で身を包み、イーデンと友人たちを彼らのVIPブースへと案内した。彼がカクテルの注文を取るために身を乗り出すと、彼の尻の肉が頭上のストロボライトから放たれる様々な色のネオンに照らされて輝いていた。

リディアはいつもの悪戯っ子で、誘惑に抗えない性格だったので、彼のお尻を茶目っ気たっぷりに叩いた。彼は彼女のほうを向き、まぶしいほどの笑顔を見せながらスペイン語で何かを言った。

イーデンが知っているスペイン語は「モヒート」と「タパス」だけだったので、ウエイターがリディアに言ったことは彼女の頭上を素通りした。

しかし、友人が赤面する様子から判断すると、それは下品...