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第85話

私はブリーフケースを持って来ていた。書類が入ったものではなく、性的な場面で役立ちそうなさまざまなアイテムを詰めた別のブリーフケースだ。それを開けて、数本のベルベットのロープを取り出し、それぞれをベッドの四隅の柱に取り付け、自由な端にはジュリーの手首と足首に簡単に取り付けられるようループを作った。これが済むと、ベッドのシーツをめくり、キッチンに戻った。そこではジュリーがちょうどワイングラスを飲み干すところで、少し以上に緊張しているようだった。

彼女を驚かせないように、後ろから近づかないよう、少し音を立てながら近づいた。ジュリーのブラウスはまだボタンが外されたままだったが、彼女はブラウスを閉じる...