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第72話

ジャスティン

うめき声を出して頭をウェイトベンチに落とした。この状況がうまくいくわけがない。彼女の近くにいることができないんだ。単純明快。彼女に出て行ってもらうしかない。簡単だろ?できるだけ優しく伝えて気分を害さないようにして、うまくいってないと言えばいい。足首ももうそれほど問題じゃない。ただ面倒なだけで、何とかなる。

決心がついたら、松葉杖を掴んでシャワーに向かった。脚をビニールで包んで、急いでシャワーを浴び、手早く自慰を済ませる。サヴァンナが指をなめる姿の記憶があまりにも鮮明で何もしないわけにはいかなかったが、自分の手で扱くのはどこか機械的な感じだった。必要な解放感を得るための手段でし...