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第66話

彼は笑って、私の汗ばんだ髪を顔からかき上げる。「二度と君に隠し事はしないと約束するよ」

「そうでなくちゃね」と私は言いながら、彼の首と肩にキスできるように引き寄せる。彼の背中に手を這わせると、こんなにも完璧な体があり得るのかと驚かされる。彼が私を抱きながら筋肉が私の手の下で動くのを感じると、また全身が熱くなってくる。

彼は身を引いて座り直すと、私の腰をしっかりと掴み、自分にぴったりと押し当てたまま固定する。私は足を彼の肩に乗せ、体勢を変えただけでこんなにも感覚が違うことに驚く。彼が一突きするたびに私の胸が揺れ、彼の目に宿る欲望が私の秘所をさらにきつく彼を締め付けさせる。彼の手は私の腰を安定...