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第119話

指を動かし続けながら、彼は顔を上げて私に悪戯っぽい笑みを浮かべる。「君の声を聞きたいんだ」彼は舌で私のクリトリスを円を描くように舐め回し、私は思わず喘ぎ声を漏らしてシーツをさらに強く握りしめる。「一番秘めた fantasies を聞かせて、アイビー」私は必死で考えようとするけれど、彼の口と指が私の体に与える快感に、私の意識はどんどん溶けていく。

やっと一文を繋ぎ合わせることができた。「もし、あなたが望まないことだったら?」私は息を切らしながら言う。

「この世界で、君が考えていることで、俺がしたくないことなんて何一つないよ」彼は即座に返した。

その自信に満ちた答えに、私の体に戦慄が走る。彼...