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第109話

マンディ

キッチンで父の声が聞こえた時、私は心臓が止まるかと思った。彼は私たちのことを知ってしまうだろう。絶対に知ることになる。だって私はもうこの家から二度と出ていくつもりはないから。でも、知ることと実際に見てしまうことは全く別の話だ。

ブライアンが戻ってきた時、私はまだ膝をついて彼を待っていた。タオル一枚だけの彼の姿を見ると、また激しく欲情してしまう。彼の硬い体の隅々までキスしたい、舐めたい。そのタオルの下で彼のものが作っているテントを見ると、また口に含みたくて思わず唇を舐めてしまう。

彼が悪戯っぽく笑うと、私の内ももにまで感じるほど濡れてしまう。彼がタオルを落とすと、そこには硬くて太...