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第56話

ヴィクトリア・モーガンは私の頭に奇妙なことをする。彼女は私に目標を忘れさせ、計画を変えさせるのに、それでも私はそれを気に入っている。

彼女を膝をつかせて私のものをしゃぶらせるつもりはなかった。X字架で彼女を抱くつもりもなかった。そして確かに、彼女をベッドに投げつけて、腰を持ち上げて四つん這いにするつもりもなかった。

それでも、私は彼女の尻を愛撫し、彼女の肌に刻まれた文字を触っている。それは彼女が将来何になるかを示している——私の奴隷だ。その考えだけで胸が冷え、呼吸が重くなる。

こんなにも欲しいと思ったものは今までなかった。

そして私の手は止められない。ヴィクトリアの曲線に沿って滑り、彼...