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第120話

CEOのクローゼットは、バスルームと同様に、信じられないほど豪華な部屋だ。私はアブラハムが洋服に凝るのが好きだということをすでに知っていた。彼がいつも完璧な服装をしていることや、私の服装を選ぶのが好きなことを考えれば当然だが、これは本当に驚きだ。

アブラハム自身の寝室と同じように、すべてが完璧だ。衣類は色とスタイルによって綿密に整理されている。アブラハムの香水の香りが漂い、私の体に複雑な反応を引き起こす。

彼がダークブルーのスーツのパンツを履いている間、私は周りを見回し、棚に沿って歩く…そして別のセクションが目に留まった。女性用の服が別に置かれていて、ほとんどが高級な生地とエレガントなカッ...