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第40話

私は電話のアラームで無残に目を覚まされた。ハンターと雲の上で踊り、彼にキスされる夢の真っ最中だった。そして彼は私の服を脱がせ、ちょうど良いところに差し掛かったときに、アラームが鳴ったのだ。ベッドから無理やり体を起こして準備をしながら、昨晩のことを考えていた。どうして私がハンターに「いつでもキスしていい」と言えるほど勇気を出せたのか分からなかった。でも、言えて良かったと思っていた。私たちが交わしたようなキスなら、次のステップに進む準備ができるまでそう時間はかからないだろう。正直に言えば、今すぐにでも準備はできている。本当に、本当に準備ができている。でも、まずはハンターと話し合う必要があることも分...