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チャプター 23

語り手不明

俺たちが朝の訓練を終え、寮へ戻る途中だった。その時、俺はそれを感じた。

内臓をえぐるような激痛で、俺は膝から崩れ落ちた。それは胸から広がっていくようだった。

それが自分の痛みではないと気づくのに、一瞬の間が必要だった。いや、これは俺が拒絶を受け入れなかった、あの女からのものだ。俺はまだ彼女と繋がっており、彼女の痛みを感じ取ることができたのだ。

彼女に何かあった。何か良からぬことが。まるで彼女の魂が引き裂かれ、俺の魂も一緒に持っていかれそうな感覚だ。どうしようもなく彼女のもとへ駆けつけたかった。だが、彼女が俺に会いたがらないだろうことは分かっていた。前回、俺が彼女に話しかけ...