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第49話

この章には強姦や虐待の強烈な描写が含まれています。ご自身の判断でお読みください。*

ディラン視点

「この忘恩の雌犬が」王は激怒し、私を階段の一段一段を引きずり上げ、彼の寝室まで連れて行った。彼の掴む力だけで腕に痣ができたことは間違いなく、これから何が起こるのか想像に難くなかった。「俺がお前のためにしてきたすべてに対して、こんな仕打ちか?お前は膝をついて俺に受け入れてもらえるよう懇願すべきだ。逆じゃない」

部屋に入るなり、私は投げ込まれた。不運にも私の額は王の衣装ダンスの取っ手に当たり、血がすぐに顔を伝って流れ落ちた。視界がぼやけ、すべてがかすんでいく。数秒間気を失ったに違いない。は...