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第150話

ジョシュ王の視点

私は理性を超えて苛立っていた。ベータは行方不明、明らかに私の育った地区に閉じこもっている伴侶は国境を閉ざしており手の届かない場所にいる。そして新たに任命したガンマは、チャンスがあった時に女王を殺すべきだったと、耳元で絶えず言い続けていた。

「言っておきますが、あの女がいなければこんなことは起きていなかったでしょう」彼はコーヒーを啜りながら、私たちがいるオフィスを見回して言った。「陛下、感情のコントロールを失われています。あなたの全てが非合理的になっています」

「彼女の両足をのこぎりで切り落として逃げられないようにすべきだった。自分の存在に彼女を手錠でつなぐべきだった。彼...