月に選ばれた

第146話

ルイス視点

驚きだ。ディランとのこの状況について、すべてが驚きの連続だった。

何よりも、彼女に単純に快楽を与えることを許してほしいと願っていた。このような行為は適切な相手となら実際に素晴らしいものだと彼女に知ってほしかった。だが代わりに彼女は今、まるでプロのように私のものを咥えていた。前回、彼女はこれまで経験がないからやってみたいと言っていたが、私が経験したこともないような技を披露し始めたときは本当に驚いた。

最初の一舐めは長く、根元から始まり、ゆっくりと竿を上って先端へと向かった。そして彼女の舌が小さな裂け目をなめ、少し漏れ出た先走りを集め、その味を舌で確かめた。彼女の表情を私がじっと...