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第17話

ダリアの視点

「マカロニチーズ?冗談でしょ?!」私は彼からマカロニの袋を奪い取って尋ねた。

「何が問題なの?」彼は問いかけてきた。

「ダイエット中じゃなかったの?」私は眉を上げ、袋を棚に戻した。

「おい!それは俺の晩御飯だぞ」彼は額にしわを寄せ、マカロニに手を伸ばしたが、私は彼を棚から押しのけた。「ああ、ダイエット中だよ。それがどうした?」彼は両手を広げながら言った。

「もう、あなたのこと全然理解できないわ」私は鼻筋をつまみながらため息をついた。

「わかったわかった。晩御飯にマカロニチーズは食べないよ。卵とベーコンにするだけさ」彼はそう言って歩き去った。

「なんで私にこんなことさ...