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第24話

ガンナー。

キッチンにいる間中、ゼレナは強烈なフェロモンを放っていて、俺の下半身が反応していた。彼女の香りは中毒性があり、一生彼女の肌に鼻を押し当てていられるほどだ。彼女のすべてが欲しい、でも待たなければならないことも分かっている。彼女はあまりにも多くのことを経験してきたから、俺が単に彼女に所有権を主張するわけにはいかない。どれほど強くそうしたいと思っていても。俺の中のすべてが彼女を自分のものにしろと叫んでいても。

彼女はバスルームのドアを閉め、俺は彼女が用を済ませるのを待った。しかし一分ほどすると、すすり泣く声が聞こえてきた。ドアに近づき、耳を押し当てる。彼女は泣いていた。ドアを通して彼...