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第55話

「ジョシュ、何してるの?誰かが今にも上がってくるかもしれないわ」私はドレスを元の位置に戻そうとしながら言った。

「シーッ、ベイビー、大丈夫だよ。みんなにメール送っておいたから、誰も邪魔しないよ」ジョシュは約束した。「さあ、教えて、ベイビー、誰が主導権を握ってるの?」ジョシュは私の手を払いのけ、ドレスのスカート部分をどけながら言った。

「あなたよ、サー」私は彼をにらみつけながら言った。彼に叩かれた手をさすった。彼が顔を上げた時、私は素早く表情を無表情に戻した。でも十分に早くなかったようだ。彼は起き上がり、片手で私の両足首をつかみながら私を見つめた。

「ベイビー、長い一日を過ごして、昼寝から...