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チャプター 19

鳥のさえずりと、窓から差し込む陽光の暖かさで目が覚めた。ジョシュの腕が重く私の腰に回され、彼の体は私を守るように丸まっている。反対側ではジェイクの手がまだ私の手と繋がれていて、眠りの中で私たちの指は緩く絡み合っていた。

数秒間、私はただ……そこに横たわっていた。私に寄り添う二人の男の穏やかな寝息を聞きながら。安全で、求められていると感じて。

自分でも気づいていなかった夢から覚めたような、そんな気分だった。

そっと、二人の間から抜け出そうとした。ジョシュが眠そうな声を漏らし、腕の力を強めた。

「どこへ行くんだ、可愛い子?」と、彼は私の肩に顔をうずめて囁いた。

「トイレに行きたいの」私は小声で答え...