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第57話

私たちは写真ブースでたくさんの写真を撮りました。何百枚もあるかもしれません。それから、フェリックスにカメラマンに写真を撮ってもらうよう強引に頼みました。彼は私の願いを聞き入れてくれました。彼は今日は私の日だと言い続けていました。でも実際は彼の日でした。私はあと2年後にもう一度プロムがあります。というか、私たち二人でもう一度プロムに行くことになるんです。

日が経つごとに、フェリックスは私たちの別れの重みをますます感じていたのだと思います。私もそれが来ることを知っていました。私もそれを感じていました。それは肩に岩を乗せたように私にのしかかっていました。でも、どうすることもできませんでした。

忍...