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第16話

「君を守るのは俺の仕事なんだ」彼は不機嫌そうに言った。「知らない欲情した10代でいっぱいのパーティーに行くって言うから心配してすまないな」

「あなたこそ欲情した10代よ!」私は叫んだ。「あなたといれば完全に安全よ。何もしてこなかったじゃない」

彼は歯ぎしりした。「信じてくれ、フローラ。すごく我慢してるんだ」

その言葉に私は何も言えなかった。

「わかってないだろう、お前のことを男たちがどんなふうに話してるか」彼は続けた。「お前に何をしたいと思ってるか。俺は他の誰にもお前に手を触れさせない」

「もう、フェリックス。まるで私が乱交パーティーに行くみたいな言い方ね」

「なんでお前は乱交パー...