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第30章 遠慮しない

雲市北開発区、天雲建設総合オフィスビル。

前田健太は社長室の回転椅子に座り、魅力的な女秘書を抱きしめながら、スーツスカートの下を手で撫で回していた。満面の笑みを浮かべている。

「前田社長」

女秘書は色っぽい目つきで、蛇のように艶かしい体を前田の胸の中でくねらせた。「別荘を買ってくれるって約束したのに、まだ影も形も見てないわ」

前田健太はニヤリと笑い、デスクから鍵束を取り出して女秘書の襟元に滑り込ませた。「はい、どうぞ」

「こ、これは…」

女秘書は胸から鍵を取り出し、興奮で顔を赤らめた。

「林田家の別荘だ。お前のものだ」

前田健太は女秘書の胸を揉みながら、得意げに言った。「櫻井...