第334話

「もちろん方法はあるわ。雲峰と取引するなら、まず絶対に彼を信じてはいけないわ」

李大宝はさらりと言いながら、顔を曇らせている王元成を見て、心の中で思った。くそったれ、こいつらどっちも碌なもんじゃねぇ。最終的に互いに疑心暗鬼になって、死に物狂いで争って共倒れになれば、これ以上ないくらい良いことだ。

王元成は少しも疑うことなく、頷いて言った。「俺は最初から奴を信じちゃいなかったさ。阿媚の株は俺の手の中にある。奴がどんな策を弄しても怖くはないね」

李大宝は薄く笑って言った。「今はただ阿媚の株があるからこそだ。そうでなければ、雲峰はとっくにお前を売り飛ばしているだろうな」

王元成は目を見開いた。...